Seacoast 改造記

先日「イギリス糸を編む」と題した記事でJoji LocatelliさんのSeacoastを編んでいることに触れましたが、実は完成してしまいました~^^。
でも完成までにはいろいろと紆余曲折があった、つまり何度もあちこち解いた-_-;ので、そのご報告しておきたいと思います(長いですよ!)。

SeacoastはJojiさんがBrooklyn Tweedから発表されている唯一の作品で、リリース当時(2014年4月)からBTらしいシンプルなデザインに魅かれていました。そしてプルを着ている年配のモデルさんがすご~くチャーミングなのです。私もこうなりたいなぁ、などとかなわぬ憧れを持ってしまうくらい。話はそれますが、このモデルさんは同じ号で発表された風工房さんのプルも着ていて、そちらもステキだなあ、と思っていました。モデルさんって大事ですね。

BTのパターンですので、指定糸はもちろんBTのShelterです。でもShelterはアメリカのローカル糸だし、ヨーロッパに来ると正直言ってかなりのお値段になりますので^^;、いつも代わりになる糸を探します。以前にBedfordを編んだときはDe Rerum NaturaのGilliatを使いました(当時はDRNにはこの糸しかなくて、色も3色だけだったな~)。
BTの糸は色がどれも味があり、洗練されたものばかりですが、Shelterの”垢抜けた生成り色”というとても難しい色合いに近い糸はなかなか見つかりませんでした。でも先日Blacker Yarnsのサイトで夏糸Lyonesseを見ているときに、このプルは夏糸で編んでも面白いかも♪と閃いたのでした。そして先日書いたように、迷った末ナチュラルカラーのMoonstoneをポチったのでした(でもGilliatのPoivre Blancとかなり迷いました)。

さて、Lyonesse DKの標準ゲージは20目25段。パターンのゲージ18目30段とはまったく違います。
横のゲージはほぼ問題なく出たのですが(18目にわずかに届かないくらい)、縦ゲージはやっぱり24段とパターンよりかなり少なかったので、いろいろと計算をし直してみました。
トップダウン式に作っていくので、まずは変わりゴム編みの丸ヨークを編みます。最初は縦ゲージに合わせてヨークのゴム編みの段数を減らして編んだのですが、計算どおりにはいかず、深さがまったく足りませんでした。結局途中まで解いて、パターンの指定段数を編みました。
それでも自分の広い肩(39cm・・・)にはヨークの深さが心もとなかったので、引き返し編みで前衿下がりを出した後(ここは本当はメリヤス編みなのですが、前後の高さが同じと錯覚するようにゴム編みを続けました^^;)、袖と身頃を分ける前にメリヤス編みで段を足しました。
ネックがかなり広く開いたデザインで、開き具合が苦手という方もいらっしゃると思いますが、ヨークを少し長めに編むとボートネックと言えるくらいまでつづめられると思います。ラベリーの作品ページではゴム編みの最初のセクションを指定より細い針で編んだというメモをちらほら見かけました。こちらもアイデアも参考になりますね。
fo-seacoast3-small
実はゴム編みの部分の表目の現れ方も変更しています。ねじり増し目だと突然表目が現れる感じだったので、裏目の2目の編み出し増し目で裏目からこっそり現れるように・・・と言ってもこれは自己満足の世界です。

袖と身頃を分けた後はまず身頃をまず編む指示になっているのですが、丸ヨークのプルを編むのは初めてであることに気づき、しかもラベリーでは袖が細めという評価をちらほら見かけたので、袖を先に編んでみました。
パターンでは肘の辺りまでで減らし目を終えてしまうのですが、もう少しゆっくりペースで減らしています。
全体の長さはほぼパターンどおりにし、袖口のゴム編みの段数を少し減らしました(あまりにも下手だったからなんですが)。

そして身頃は5cmほど短くしました。トップダウン式なので、試着してみてちょうどいいと思える長さにしたのですが、それだとウェストの減らし目と増し目がかなり下に来てしまったので、ここもやり直し。いったん編み終えたのですけれど、脇から5cmまで解きました(-_-;)。
ウェストシェイプも、パターンどおりだとほとんどわからないという評価を見かけたので、減らし目と増し目の回数を5回と6回に増やしました。
そんなわけでかなり改造しましたが、自分好みのラインになりました~♪(でも全部で2倍近く編んでいるかも~;)

こちらは出来たてホヤホヤのときの写真です。


(インスタを始めたばかりで、エフェクトで遊んでいる初心者ですv^^;)

次回は糸のことについてと着画をアップしたいと思います♪
それにしてもずいぶん長くなってしまいました。途中経過はアップすべきですね-_-;。

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