エリさんのMARINAIアトリエ・ニッツ版をリリースしました

皆さん、こんにちは。
1月となって、いよいよ冬本番の寒さが続きますね。

本日エリさんの新作MARINAIのアトリエ・ニッツ版をリリースいたしましたので、そのご案内です。

MARINAIは、イタリアのヤーンブランドLanivendoleからリクエストを受けて、デザインされた作品です。
Lanivendoleはイタリア産のウールから糸を作るブランドで、エリさんとのコラボは2作目になります。
1作目のDodo Cardiganはウールxアルパカ糸 A Stormy Blend を使い、素朴な風合いの糸をシックなロングカーディガンに仕立てられています。
2作目のMARINAIには、A Pure and Simple Woolというメリノ交配種Aquilana種を100%使った糸の提供を受けられました。ブルーグレー色はMarinaiという名前がついていますが、Marinaiはイタリア語で海の男、船乗り、漁師を意味するそうで、そこから着想を得て、イギリスの船乗りたちが着ていたガンジーセーター風のプルに仕上げられました。
ガンジー(マハトマさんではなく、英仏海峡にあるガーンジー島です^^)は、表目と裏目の凹凸で模様を描くセーターで、メリヤス編みよりも編地に厚みを出すことで、防寒機能を高めていたそうです。

エリさんのMARINAIもガンジーセーターのように、表目と裏目で、ジグザグや三角、斜行、矢印、ギザギザと次々と変化する模様を編んでいきます。
ただしぴったりとしたガンジーセーターとは違い、ゆったり目のボックス型で、モダンなシルエットになっています。衿ぐりの開きもきれいで、フェミニンさを添えていますね。

このプルの面白いところはその作りで、ほぼトップダウンではあるのですが、100%ではないのです。
まず後ろ身頃の作り目から始めるのですが、トップダウンであれば肩の目を作って脇下まで編むところを、背中の真ん中となる脇下のポイントから編み始めて、肩までボトムアップに編みます。次に前身頃を衿ぐりを作りながらトップダウンに、まず左右別々に編み、衿ぐりがつながったら前身頃を脇下まで編みます。
脇下で前後の身頃をつなげたら、輪で裾まで編み、袖は袖開きから目を拾って、輪でトップダウンに編みます。

全体に表目と裏目の模様が入っているので、難しいように聞こえるかもしれませんが、身頃は衿ぐり以外には増減なく真っ直ぐ編み、模様に集中できるよう配慮がなされています。
特に輪編みになると表側を見ながら編めるので、スピードがアップすると思います!袖は特に最後にここだけで使われている大ぶりなお楽しみの模様が待っています。

ところで、A Pure and Simple Woolは合太sport糸で、ガンジーセーターも伝統的にsportの糸で編んでいたそうです(イギリスでは5-plyまたはそのままガンジーと言います)。
本家さんでは現在リストック中、日本ではfilさんで販売があります。

テストニットはmakiさんにお願いしたのですが、イギリスのdaughter of a shepheredさんのHebridian DKで編まれています。DKで指定糸よりもやや太めなので、針を下げてゲージを出したそうなのですが、このように少しみっちり目に編むとますます温かそうですよね。
Hebridianは黒い種類の羊(と言っても濃い焦げ茶に近い色ですが)で、makiさんはそこはかとなく模様が浮かび上がる落ち着いたプルを目指されていたのでこの糸を選択されましたが、模様をはっきり見せたい場合はもう少し明るい色がいいのではないかということです。
makiさん、今回もありがとうございました❤️(頼りにしてます😘)。

パターンはこちら:MARINAI [ER053]
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